Limita（以下り）「ねえねえ」
むう（以下む）「何…？」
り「むうって、いつ見てもツルハシかでっかい鉛筆を持ってるよね」
む「でっかい鉛筆？」
り「うん、あの茶色くてとがってるヤツ」
む「ああ…、フレッチングキットね」
り「そう、それ」
む「最近は金属矢ばかり作ってるからかしら」
り「矢かー。あれって手作りなんだよねー。バカスカ撃ってるからあんまり一本一本を意識したこと無いけど」
む「実は意外と手間がかかってるのよ、矢って」
り「木の棒ぢゃん！先っちょに矢尻が付いてるだけぢゃん！」
む「木の棒とか矢尻だって手作りなのよ。あと、タル羽根も必要だしね」
り「あー、あの羽根ってタルの羽根だもんねー。他の羽根じゃだめなの？グリとか」
む「質が違うのよ」
り「ふーん、で、最近どうなのよ」
む「何がよ」
り「木工上げがどんな感じなのか聞いてるの！」
む「そうね、矢で地道に木工が上がってるのは確かなんだけど、単調だから長く続けるのが大変」
り「むうって結構飽きっぽいもんね」
む「姉さんほどじゃないけど」
り「…。で、私バトル棒使ってるんだけど、まだつくれないの？」
む「その誤変換やめなさいよ……。バトルボウはまだ先ね。今木工70台後半だから」
り「そっかー。コンポジット棒とかでガツーンといけばいいじゃない」
む「何よガツーンて」
り「そうよ！コンポジットなら中級アーチャーにも需要あってお金にもなりそう！スキル上げと実益を兼ねてる！うん、これだわ！」
む「…まったく、馬鹿ね」
り「何よっ」
む「コンポジットボウは合成繊維シートっていう素材が必要なの。レシピを見ると分かるけど、中途半端に手を出すと大変な目にあうのよ」
り「うわ、何コレ、嫌がらせ？」
む「まあ、生産者魂を刺激するアイテムではあるんだけどね」
り「ん?、この手間を考えると、金属矢で地道に上げた方がまだマシってことかー」
む「そういうこと。焦りは禁物ってね」
り「じゃ、むうは当分金属矢つくるんだ」
む「そうね、85になったらバトルボウに乗り換えて、90になったらトレントバトルボウっていう流れかしら。需要次第だけど」
り「でも最近、地下墓地なんかに出入りしてるらしいじゃない？何してるのよ」
む「何って…スチールインゴットの為の採掘と神秘上げじゃない」
り「あ、神秘上げてるんだ」
む「レイジング…じゃなくってテレポくらい自分でできないと生産者としては死活問題なのよね。姉さんだって昔ちょっとやってたでしょ」
り「えへへ、邪魔だったから既に跡形もないけどねー。あと知能とかその辺もDown設定だもん」
む「まあ、普段の行動を見ていれば知能がDown設定なのも頷けるケド」
り「へ？」
む「とにかく、私は金属矢作りで忙しいの。あなたこそ何してるのよ、最近」
り「え、えへー。別にー」
む「別にーじゃないわよ。暇なら手伝いなさいよね」
り「やーだもーん、私は弓を上げるためにギガス教頭とか毛むくじゃらで長ーいのと組んずほぐれつしてるんだもんねー」
む「ばっ何言ってるのあなた」
り「まあまあ。私たち姉妹の経済は、むうのがんばりにかかってるんだからね！/cheer /cheer」
む「何よそれ、勝手に人の両肩に将来乗せないでよ」
り「むうが生産で採算出せるようになれば、私も安心してスキル上げでお金を浪費できるって計画なのよ！」
む「私の将来が加味されてないわね、その計画」
り「あんまり現実見過ぎて悶々してたら年とっちゃうわよ！女の子の苦労性顔なんて、モテないんだから。知ってる？最近疲れた顔してる人のことをゴンゾ化してるっていうんだよ？」
む「またそんな意味不明なことを言い出す……。あなたの方が年上なんだから、そっちが心配しなさいよ、年の話なんて」
り「Σ(ﾟДﾟ；」
む「そのミニスカートもやめなさい」
り「なんでー！？」
む「座ってる時の、周りの殿方達の視線に気付かないの？」
り「それがいいんじゃない！パンチラは乙女の特権よ？むうこそ、そんなズボンはいて歩き回っちゃって。もっと色気出しなさいよ」
む「仕事着なの！せっちゃんからもらった大事な服なのよ？」
り「それマーチャントでしょ？せっかく目立つ色なんだし?。もっとこう、胸元を、こうして…、裾もこんなかんじに…」
む「ちょ、やめなさいって、あ、何」
り「ほらー、ぎりぎりな感じがセクシー♪……でも顔が強すぎるか」
む「Σ(ﾟДﾟ；私は生産職だし裏方だから、見た目より機能性なのっ（慌てて戻す）」
り「へー、でも毎朝髪型とかお化粧とか、ちゃーんとしてるくせに」
む「露店することもあるから当たり前よ。生産職って基本的に客商売なんだから。寝起きで弓掴んで飛び出していくあなたのほうが問題ね」
り「妹にダメだし食らったぁー！」
む「自業自得よ！」
Limitaは深く傷ついた！
む「エモでごまかさないの」
り「慰謝料として、このバナミルは頂く！」
む「あ！勝手にリュック開けてるし！何やってるのよ！」
り「私の体の半分はバナミルで出来てるようなもんだしねー♪いっただっきまーす」
む「それ通りすがりのパンダ♂からもらった怪しいボトルよ！やめなさいってば、知らないわｙ」
Limita は水分を補給した
り「?????！」
　バナミルのようなもの→Limita : 108 ダメージ
　バナミルのようなもの→Limita : 24 ダメージ
　バナミルのようなもの→Limita : 8 ダメージ
り「変な味！臭いもおかしいよ！？テロか？」
　何か大切なモノを失った
　頭脳は子供、体は大人、のサブタイトルを得た
り「変なパラメータ動いてるし！うげー！一口で140ダメ食らった?」
む「明らかに危険物だから捨てようと思ってたのに……大丈夫？全部吐いちゃった方がいいよ？」
り「なんだか、涙が止まらない……うわーん！おかーさーん！」
む「ちょΣ　何Σ　何が入ってたのかしら……飲まずにおいて正解だったわ…」
　
　
ストーリー無し、落ち無し、明確な設定無し、最後は下ネタで終わるという、最悪の結末に。
　
ついかっとなってやってしまった。今は反省している。

というか、魔王様をはじめとするＲＰが上手な人たちが、どれほどスゴイのかを改めて感じました。ははぁ?。